買取は金額だけで選ばない

和歌山市北田辺丁/一戸建て/仲介(お相手は不動産会社)/売買契約からお引渡しまで約1週間

地域和歌山市北田辺丁
物件の種類一戸建て(土地1筆・建物1棟)
お住まい大阪市内(和歌山の不動産を、大阪から)
売り方仲介(お相手は不動産会社)
期間売買契約からお引渡しまで約1週間
掲載時点2025年10月(取引は終了しています)

ご相談いただいたとき

大阪市内にお住まいの方から、和歌山市内の一戸建てについてご相談をいただきました。家の中には家財が残っており、頻繁に和歌山へ行けるわけでもない、というご状況でした。

調べて分かったこと

  • そのまま住むには手を入れる必要があり、買い手はご自宅として買う方より、直して売る・貸すことを考える会社が中心になりそうだった
  • 家財が残っていて、片付けるには費用と手間がかかる見込みだった
  • 登記されているご住所が現在のご住所と違っていれば、売る前に住所の変更登記が必要で、その分費用が増える
  • 権利証(登記済証・登記識別情報)が見つからない場合も、別の手続きが必要で費用が増える

お示しした選択肢

現地を見ていただいた先は5者です。うち2者は条件が折り合わず、金額のご提示には至りませんでした。金額を出せた3者を、金額以外の条件も並べてご説明しました。価格は掲載していません。

A(建築会社)B(不動産会社)C(不動産会社)
金額(記載なし)3者のうち最も低い(記載なし)中間(記載なし)3者のうち最も高い
家財の撤去ご相談時点では未確定家電は買主側。その他は売主側で撤去すべて買主側で撤去
契約不適合責任ご相談時点では未確定とくに取り決めなし免責の条項を入れてもらえる
差し引きへの影響―家財の撤去費用が別にかかる撤去費用がかからない

「契約不適合責任の免責」とは

売った家に、あとから雨漏りやシロアリなどが見つかったとき、売主が修理の費用などを負担する責任を「契約不適合責任」といいます。買主が不動産会社で、直して売ることを前提にしている場合は、この責任を負わない取り決め(免責の条項)を入れてもらえることがあります。売ったあとに追加の出費が起きる心配がなくなるため、金額と同じくらい大事な条件です。

選ばれた進め方と、その理由

金額がもっとも高く、家財の撤去も買主側で行い、契約不適合責任の免責の条項も入れてもらえるC社とのお取引になりました。この事例では、金額がいちばん高い相手と、条件がいちばん良い相手が一致しました。

ただし、いつもそうなるわけではありません。金額が高くても、家財の片付けをご自身で行う条件であれば、差し引きでは安くなることがあります。そのため、当社では金額だけでなく「撤去は誰がするか」「免責の条項が入るか」「登記費用がいくらになるか」を並べてお出ししています。

進めた手順

ご相談・現地の確認(担当:ARIA Partners)

家の中と外、道路との関係、登記の内容を確認しました。

5者への打診と、条件の取りまとめ(担当:ARIA Partners)

現地を見ていただき、金額と条件をうかがいました。2者は折り合いませんでした。

ご説明書のお渡し(担当:ARIA Partners)

3者の金額と条件、そして売主さまにかかる諸経費を1枚にまとめてお渡ししました。

売買契約(担当:ARIA Partners)

売主さま・買主さまの順にご署名をいただき、手付金をお受け取りいただきました。

物件を引き渡せる状態に(担当:売主さま)

必要なお荷物だけ引き上げていただき、鍵をお預かりしました。

残代金の受け取り・登記(担当:ARIA Partners/司法書士)

着金を確認していただいたうえで登記を申請し、鍵をお渡しして取引終了です。登記は不動産の売買とは別の契約です。

担当者から

買取の金額は、声をかける先によって変わります。同じ家でも、直して貸す会社、直して売る会社、その土地に建てたい方で、見る値段が違うためです。1社だけに聞いて「相場はこんなものか」と思ってしまうのが、いちばんもったいないところです。

そして、金額の差より効いてくるのが条件です。家財の撤去を売主側でするかどうか、あとからの責任を負うかどうかで、差し引きの手取りと、売ったあとの安心が変わります。当社では、金額だけを並べた表はお出ししないようにしています。

この事例についてのお断り

掲載についてご本人の同意をいただいています。地域は町名まで、物件名・お名前・金額・お取引先の会社名は掲載していません。この事例は、この物件とこのご家族の事情のもとでの結果です。同じ条件でも結果は変わりますので、見込みについてはご相談の際に個別にご説明します。また、すでに取引が終わった事例であり、販売中の物件のご案内ではありません。

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